吐血・喀血の症状と病気

吐血と喀血の症状はどう違う?考えられる病気は?

吐血は、口、咽頭、食道、胃、十二指腸などの消化器官から出血することをいいます。また、似ていますが、喀血というものもあります。喀血とは、肺、気管支などの呼吸器から出血することを指しています。

 

吐血も喀血も血を吐くという点では同じですが、吐く血の色がまったく違ってくるので、その違いは目で見てすぐ分かるでしょう。吐血の場合は、血の色が黒ずんでいるか、黒い色をしているそうです。一方、喀血の場合は、血の色が鮮やかな赤色で泡が混じっているそうです。ただし、口やのどから出血している場合にも、鮮やかな赤色となります。

 

喀血が起こる場合、考えられる主な病気を挙げてみると、気管支拡張症、肺がん、肺結核、クルップ性肺炎、肺梗塞、じん肺症、肺吸虫症、胸部の外傷、心臓病などです。肺結核は最近になってまた患者数が増えてきていると言われています。

 

吐血が起こる場合に、考えられる主な病気は、急性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、食道がん、肝硬変などです。吐血の場合にはと違って、肛門から出血したり、便に血が混じる下血も一緒に起こることがほとんどだそうです。

 

 

吐血の場合には、血液が気道に入らないように、喀血の場合には、血液が食道内に入らないように、寝ている場合には顔を横に向けるようにすると良いと言われています。とにかく安静にしていることが大切です。もし、可能であれば、吐いた血液をそのまま容器にとっておいて、医師に見せると良いそうです。