下腹部の痛み症状と病気

下腹部が痛む・・・症状の原因と病気の可能性は?

下腹部の痛みのうち、右の下腹部の痛みがあるという場合には、急性虫垂炎の可能性があります。急性虫垂炎の場合、いきなり下腹部の痛みが起きるとは限らないようです。最初のうちは、胃けいれんのようなみぞおち辺りがぼんやりと痛み出します。そして、吐き気を伴いながら、右下腹部の痛みへと移っていくそうです。痛みが移るまでに数時間かかることもあるようです。また、38度前後の熱を伴うことが多いそうなので、判別しやすいかもしれません。

 

また、下腹部の痛みのうち、左下腹部の痛みがあるという場合には、急性腸炎の可能性も考えられるでしょう。急性腸炎の中でも小腸炎の場合には、おへその周りが痛み、高熱が出るようです。そして、大腸炎の場合だと、左下腹部が痛み、下痢が起こり、便に粘液や血液が混じることもあるようです。

 

 

そして、下腹部の痛みは、女性には特に起こりやすい痛みです。月経痛や排卵痛などで起こりやすい痛みだからです。月経痛の中でも耐え難いほどの痛みが起こり、下腹部の膨満感や吐き気、嘔吐、頭痛などを伴う場合には、月経困難症と診断され、治療が必要になってくる場合もあります。

 

月経困難症には、2種類あります。ひとつは、器質性月経困難症で、もうひとつは機能性月経困難症です。器質性月経困難症というのは、子宮付属器炎、骨盤腹膜炎、子宮内膜症、子宮筋腫などが原因となっておこる月経困難症のことを言います。特徴としては、ある年齢になってから、月経時の痛みが起こり始め、それが月経毎に、段々と強くなっていくそうです。子宮筋腫と子宮内膜症の場合には、とくに強い痛みとなるようです。

 

また、機能性月経困難症は、若い内から始まり、30歳前後などに急に痛み始めるということはないようです。主に原因不明の月経困難症の場合は、この機能性月経困難症と呼ばれているようです。