便秘の症状と病気

便秘の判断基準と便秘の種類について!考えられる病気は?

便秘は、大便が出る量や大便が出る回数が減ったり、便が固くなって、出にくくなってしまうことをいいます。では、一般的に、正常な排便とはどのようなものでしょうか?

 

便意を催してから、5分から10分程度くらいはこらえることができて、トイレで排便をしようとしたときに、2〜3分ほどで排便することができるのが正常な排便だと言われています。また、その際には、痛みや違和感などを感じることがないということも含まれます。このような排便ができない場合に、便秘ということになるでしょう。

 

しかしながら、どの程度の症状を便秘と呼ぶかは、それぞれの排便の習慣によって、大きく個人差があります。たとえば、普段から一日に2〜3回、便が出ていた人が、2日出ないとなると、それは便秘ということになります。しかし、普段から2日に一回しか便が出ていなくても、それで体調に支障がなければ、便秘ということにはならないでしょう。ですので、便秘かどうかというのは、人と比べるのではなく、普段の便の回数や量などと比べて、判断する必要があるでしょう。

 

 

便秘の種類や便秘から考えられる病気を挙げてみましょう。

 

まず、とくに何らかの病気がなくて起こる便秘を慢性便秘といいます。便秘にともなって、頭痛や吐き気、腹痛や肌あれなどが起こりますが、便秘が解消されると、それらの症状も解消されていくのが特徴です。

 

また、食事の内容や運動不足などが原因で起こる便秘を食事性便秘といいます。食物繊維が少ない食事が続いたり、運動不足になると起こる便秘です。外食が続いたりする、旅行中などに起こりやすい便秘です。

 

また、胃アトニーと呼ばれる病気が原因となって便秘が起こることもあるようです。胃アトニーは、胃下垂の場合に多く、胃の機能が弱まって、胃もたれが頻繁に起こるようになります。そのため、少し食習慣が狂っただけで、便秘になってしまいます。また、便秘だけでなく、下痢も起こる場合もあるようです。

 

また、神経質な人に多い神経性便秘というものもあります。ストレスを感じることで、腸に痙攣が起こり、便の通りが悪くなってしまい起こる便秘です。